宇都宮市・鹿沼市近辺での
『 カウンセリング & 伴走型ソーシャルサポート 』は
一般社団法人 福祉コラボちむぐくる
とちぎステップ家族相談室
〒322-0021 栃木県鹿沼市上野町137-3
JR日光線・鹿沼駅から徒歩3分(JR宇都宮駅から2駅目です)
わたしたちは
ひとりぼっちじゃない。
カウンセリングを受けるのは初めてです。「カウンセリングの手順(流れ)」について教えてください。
自分自身のことを話すのがとても苦手です。そのことから、「悩みに立ちすくんでいる」ことを知っているのに、カウンセリングを受けたい気持ちと、躊躇してしまう気持ちの間で揺れています。
訪問支援(アウトリーチ)をお願いしたいと思っています。でも、ひきこもっている息子にはそのことをまだ伝えていません。
「カウンセリング」とは、ご相談者が『こころ』と『対人関係・人間関係』そして『ご家族のこと』などの問題で揺れ悩み・戸惑い立ちすくむ状況・状態に対し、カウンセラーが、専門の知識と技術を用いて行う相談援助のことです。
当相談室では、『開かれた対話によるカウンセリング』をとおし、ご相談者とカウンセラーで、共に合意した“カウンセリングの目標(ゴール)”に向かい協働していきます。『開かれた対話』とは、『ご相談者とカウンセラーが対話をとおし、共に体感し実感しつつ考え続ける』との意味です。結果、“カウンセリングの目標(ゴール)”への到達度合いの振り返りの中、『さまざまな気づき』を得ているようになります。例えば、問題や課題を区別出来るようになり、課題(自分なりに出来る範囲で出来ること)に取り組むことが出来るようになるなどの効果です(当然、その効果に対する個人差はあります)。
当相談室の専門スタッフ(カウンセラー&メンタルヘルスソーシャルワーカー)は、そうしたカウンセリング実践のための特別なトレーニングを受け続けています(*HP内「専門スタッフ<カウンセラー&メンタルヘルスソーシャルワーカー>」「ここまでの活動実績」「歩み」をご覧ください)。
まずは、お電話もしくは「お問い合わせ・ご相談フォーム」からご連絡ををください。「お問い合わせ・ご相談フォーム」からの場合、3日以内にご連絡を差し上げます。
また、お電話の場合、今お困りのことについて簡潔にお話を伺わせていただきます。その上で、初回のご相談日とお時間を決めさせていただきます。また、初回のご相談日(場合によっては、2〜3回のカウンセリング - 受理面接後)に、以降のカウンセリングの頻度などについて、ご希望とともにご調整後(ご相談者のご同意の上)、決めさせていただきます。
* ご希望により、1回のみの「ソーシャルサポート・カウンセリング(問題や課題に対する助言を中心としたカウンセリング)」にも応じております。
* 当相談室によるカウンセリングとソーシャルサポートは、いつでもご相談者のご意志でやめることができます。
ございません。当相談室の専門スタッフ(カウンセラー&メンタルヘルスソーシャルワーカー)は、複数の国家資格を所持しております。それにより『守秘義務』を負っています。加えて、専門職として、『倫理綱領に基づく責務』も課されているためです(ただし、自傷他害など緊急を要する場合は除きます)。
Q4. 自分自身のことを話すのがとても苦手です。そのことから、「悩みに立ちすくんでいる」ことを知っているのに、カウンセリングを受けたい気持ちと、躊躇してしまう気持ちの間で揺れています。
「苦手」「躊躇している」と気づいている自分自身のことを、まず、労っていただきたいと思います。そうした「気づき」こそ、ご相談者の「力(パワー)」です。そうした視点を大切にしつつ、「苦手」「躊躇している」「悩みに立ちすくんでいる」など、ご無理のない範囲でご自身の言葉に出来ることを、まず、専門スタッフ(カウンセラー&ソーシャルワーカー)にお伝えください。
お電話もしくはお問い合わせフォームからお願いいたします。お問い合わせフォームでは、上手にまとめて書く必要はございません。「箇条書き」で差し支えございません。折り返し、お電話を差し上げます(丁寧に「いま、ここ」での状況・状態についてお聴かせていただき、ご希望をお伺いしつつ、「初回のカウンセリング(受理面接)」へサポートさせていただきます)。
ご相談者の『こころ』と『対人関係・人間関係』そして『ご家族のこと』などの問題で揺れ悩み・戸惑い立ちすくむ状況・状態などによってお一人おひとり異なります。
週に1回、2週に1回、月に1回、6週(1月半)に1回、2月に1回などさまざまです。ご相談時間も、最初の1年は1回75分、2年目以降は1回60分を基本とするなどの組み合わせとなる場合もございます。
また、例えば、「ひきこもり、ニート、不登校などにまつわる問題」でお越しのご家族がご相談者の場合、ご家族は2月に1回のご来談、ご本人へは1月に1回のアウトリーチ(訪問支援)など、さまざまな組み合わせとなる場合もございます。他にも、例えば、「トラウマに起因する問題」でご相談の場合、最初の3ヶ月は週1回、以降、月に1回などの組み合わせとなる場合もございます。
何れにしましても、ご相談者の状況・状態の変化をタイムリーにアセスメント(整理・解釈)し、援助方針(カウンセリングの頻度やソーシャルサポートの内容など)を提案させていただきます。そして、提案させていただきました内容にご同意をいただきましたところから、問題と課題解決のための“カウンセリングとソーシャルサポート”が始まります。
初回相談は「60分」「75分」「90分」「120分」、継続相談は「60分」「75分」をカウンセリングの時間設定としてご案内しています(ご希望により、30分の時間延長も設定しています。また、オープンダイアローグについては100分が基本時間です)。
その理由について紹介します。まず、初回相談の時間設定ですが、「ご相談者が揺れ悩み・戸惑い立ちすくむ問題とその困難さ、ご来談いただく方とその人数」などについて事前にお電話でお伺いします。その際、ご相談者の「初回相談時間」のご希望もお伺いします。そこでのご相談者からのメッセージに専門スタッフ(カウンセラー&メンタルヘルスソーシャルワーカー)のこれ迄の臨床実践の学びを重ねた上で、初回相談の時間を提案させていただきます。そして、提案にご同意いいただきました「時間」で、初回相談が設定されます。
次に、継続相談ですが、この初回(問題によっては2,3回程)のカウンセリング(受理面接)を踏まえ、援助方針(ご相談者と専門スタッフの協働の目標とその目標までの期間やカウンセリングの頻度とソーシャルサポートの内容など)を提案させていただきます。その援助方針の中に、1回のカウンセリングの時間も含まれます。そして、提案させていただきました内容にご同意をいただきましたところから、問題と課題解決のための“カウンセリングとソーシャルサポート”が始まります。
また、この援助方針は、目標到達やその支援経過の状況などにより、ご相談者のご同意の上、適宜見直されます(目標到達の場合、原則として、“カウンセリングとソーシャルサポート”が終結します。ただし、必要に応じていつでも再開できます)。
正直なお気持ちを言葉にしてくださいました。何がそういう思いにさせたのかは分かりません。しかし、「良い思い出はない」との言葉、「いま、ここ」でのご相談者ご自身の感情や感覚に“腑に落ちる”“しっくりくる”のは確かなのです。
ともすると、人は、「出来れば避けたいのだが避けられない続く現実(職場の対人関係や人間関係の問題、父親の飲酒問題、夫婦関係の問題、親子関係の問題、子どもの不登校・ひきこもりの問題など)」に、「感情や感覚を麻痺させること(感じないようにする)」で適応しようとします。その適応の仕方は、いつしか、自分自身が何を欲しているのかわからなくなってしまうなどの弊害に至ることも少なくありません。その意味で、ご相談者がご自身の「陰性感情(嫌だな、関わりたくない、難しそうなどの嫌悪感情)」をキャッチし、かつ、率直に言葉にし表現されていることは「回復(何とかしたい)の内なる(深層心理の)サイン」でもあるようにも思います。新たに相談することに対する「戸惑い」の気持ちも含め、宜しければ、お話をお聴かせいただけましたらと思います。
その中で、当相談室として、出来ることと出来ないことなどを整理し、カウンセリングと共にアウトリーチ(訪問支援)などソーシャルサポートを含めました援助方針の提案をさせていただきます。
もちろん可能です。
当相談室を運営する法人(一般社団法人福祉コラボちむぐくる)の支援テーマは『協働(「協力して働く」「同じ目標に向かって力を合わせいく場合に、それぞれができること、得意分野について役目を果たしていく」)』です。それは、「万能な個人及び機関・団体はない」との前提に立っていることの証でもあります。ご相談者の「可能でしょうか」との思いの背後には、「新しい視点」「新たな風」「また違った力(パワー)」などを欲しているとの思いがあるのかも知れません。特に、長い経過を辿りがちな問題では、とても大切な思いの萌芽だと考えます。
丁寧に、これ迄の経過をお聴かせいただき、ご希望をお伺いしつつ、当相談室としての援助方針(セカンド・オピニオンとしての視点をも含め)を提案させていただきます。
当然、そこには、ご相談者の現在の継続相談機関などとの『連携と協働の具体的な内容』も含まれることになります(新たな機関や団体との連携・協働が提案に含まれる場合もあります)。
正直なお気持ちを言葉にしてくださいました。わたしたちは「愚痴のこと」を、ともすると否定的・マイナスに捉えがちです。しかし、「こころの叫び(揺れ、苦痛など)」そのものに、良い悪いなどがあるのでしょうか。「良い悪い」との物差しを当ててしまうこと(ジャッジメントすること)こそが、もしかすると「こころの叫びの大元にある苦痛」なのかも知れません。そうした意味で、「愚痴こそ」より大切なこころからのサインでありメッセージだと思っています。
宜しければ、その「愚痴」を、お聴かせいただけましたらと思います。
可能です。初回もしくは2回目のカウンセリング(受理面接)時に、現在通院中のクリニックの主治医宛の「指導・連携書」をお渡しいたします。
以降のカウンセリング時に、主治医にご記入いただきました「指導・連携書」をご持参いただきます(場合によっては、主治医と、直接郵便や電話などで当相談室がやり取りをさせていただきます)。
「指導・連携書」をいただく理由ですが、主治医やクリニックの専門スタッフとの連携と協働をより適切に図るためです。場合によっては、主治医が、「病状が今少し落ち着いてから」などとのご判断をなされる場合もあるでしょう。そうした場合は、カウンセリングが可能となる迄、今少しお時間をいただく場合がございます。
そうした連携と協働により、「ご相談者の“カウンセリングとソーシャルサポート”の目標(ゴール)」へ向けて伴走します。
率直なお気持ちを言葉にしてくださいました。ご安心ください、カウンセリングは「過ちを指摘し、正すための対話」ではありません(もちろん、目標に向けての提案をさせていただくことはございます)。
『開かれた対話によるカウンセリング』をとおし、ご相談者とカウンセラーで、“共に目標(ゴール)に向かっていくプロセス(道程)”のことです。『開かれた対話』とは、『ご相談者と一緒に体感し感じ考え続ける』との意味です。このプロセスでは、『気づき』がとても大切になります。カウンセリング・プロセスの中で、「カウンセラーから叱責されるのではないか」と囚われていた理由を、自分なりに気づき、その真の意味を受け取れるようになったりもします。その変化を、メンタルヘルスの世界では、『回復と成長』と呼んだりもします。
直接足を運ぶことが出来なくとも、当相談室の“カウンセリングとソーシャルサポート”を受けることは可能です。
一つは、電話やSkype・Zoom・LINE・FaceTimeなどを用い、カウンセリングをする方法です。また、もう一つは、「アウトリーチ(訪問支援)」により、ご相談者のご自宅や指定場所に専門スタッフ(カウンセラー&ソーシャルワーカー)がお伺いさせていただき、そこでカウンセリングをする方法があります。
前述の問いに対します応答と重なりますが、直接足を運ぶことが出来なくとも、当相談室の“カウンセリングとソーシャルサポート”を受けることは可能です。ただし、初回カウンセリング(受理面接)で、ご相談者の置かれている状況・状態のアセスメント(整理と解釈)の上、「当相談室の出来ることと出来ないこと(限界設定)」を明示させていただきます。その上で、ご同意いただけました場合、ご相談者と専門スタッフ(カウンセラー&メンタルヘルスソーシャルワーカー)で、共に目標(ゴール)に向かっていきます。当然、必要な範囲で、ご相談者がお住まいの地域の機関・団体・専門家などとの「連携と協働」も図っていきます。
可能です。
というよりも、そうした状況・状態(本人がカウンセリングなどサポートを受けるつもりがない)に絡み取られているご家族へのアプローチ(問題解決への接近)は、当相談室の大きな特長の一つです[そのことから、“家族相談室”との名が付いています。
また、専門スタッフ(カウンセラー&メンタルヘルスソーシャルワーカー)は、日本家族療法学会に所属し、臨床力の向上を継続し図っています]。それは、「ひきこもり、ニート、不登校にまつわる問題」や「アディクション(嗜癖)・依存症・使用障害にまつわる問題」などでは往々にして起こるものです。
まず、「困っている、立ちすくんでいるご家族の方」にご来談いただき、これまでの経緯と経過ならびにご希望などを丁寧にお聴かせいただきます。そして、よりタイムリーで適切なご本人への「初期介入(場合によっては危機介入)」を、ご家族と共に対話を重ねつつ考えます。同時に、ご家族とのカウンセリングと共に、ご本人へのアウトリーチ(訪問支援)などソーシャルサポートを含めました援助方針の提案をさせていただきます。
ご両親の息子さんへの思いがとても伝わってきます。そのご両親の“こころ”には、「生きていれさえすればいい」との思いと「親なき後も生き抜いていける力をつけて欲しい」との願いの、深い葛藤があるように感じます。まさに、立ちすくむご家族の姿です。こうした場合、まず、ご家族のみでご相談にお越しいただけましたらと思います。
丁寧にお話を聴かせていただき、「抱える問題とその困難さ」に深慮した援助方針を提案させていただきます。その上で、ご両親と専門スタッフ(カウンセラー&ソーシャルワーカー)の信頼関係を育みながら、必要なタイミングで、息子さんにもアプローチ(お手紙やメールなど)いたします。訪問支援(アウトリーチ)は、その先(息子さんにもご同意を得た上で)のこととなります。