2025（令和7）年度 市民公開講座

開室2周年記念市民公開講座を終えて

　2025（令和7）年5月11日（日）、とちぎ福祉プラザ第1研修室を会場に、「リフレーム」という眼差し、「肯定的意味づけ」という希望　〜 “わたし”をケアし、“あなた”を生かす対話の作法 〜 をテーマに開催いたしました。公開講座開催のご案内が1ヶ月前程と間近になってしまったにもかかわらず、50名のお申し込みをいただき、当日は、42名の方にご参加をいただきました。

　講座メッセージの内容は、「対話を始める前に踏まえたいこと」と「リフレーム」を二つの柱としました。

　「対話を始める前に踏まえたいこと」では、「会話と対話の違い」「情緒言語〜言葉の育み〜」「こころとしての自分」「境界線とは」などのポイントについて紹介いたしました。

　また、「リフレーム」では、「フレームとは」「リフレームとは」に始まり、その目的と特長から種類そしてリフレームの実践などを中心に紹介いたしました。

　ご参加いただきました方々から、肯定的な感想を数多くいただきました。

　皆さまの関心の高いテーマです。今後も、ブラッシュアップしつつ、同テーマでのメッセージを必要とする皆さまへ届け続けたいと存じます。

　なお、次回、2025秋の市民公開講座は、2025（令和7）年5月11日（日）［13:00〜13:30受付、13:30〜15:30公開講座、15:30閉会］、開催場所はとちぎ福祉プラザ第1研修室（宇都宮市若草1-10-6）に開催いたします（定員は42名です）。テーマは、思案中です。

　ホームページには、3月初旬に案内を掲載する予定です。同時に、必要とする方々に案内が届くことを願いつつ、チラシの配布も行います。今少し、お待ちくださいませ。

開室2周年記念市民公開講座開催にあたって

　一般社団法人福祉コラボちむぐくる とちぎステップ家族相談室は、2025（令和7）年4月1日に開室２周年を迎えることができました。

　ひとえに、ご来談いただきました皆様と支えてくださいますさまざまな方々のお陰だとこころより感謝しております。

 　開室３年目も、『こころ』と『対人関係・人間関係』そして『ご家族のこと』や『生き方』『生活のこと』などの問題で揺れ悩み・戸惑い立ちすくむ方々のため、臨床力の向上を図りながら、“カウンセリングと伴走型ソーシャルサポート”を丁寧に提供し続けます。

　つきましては、開室２周年を記念し、2025（令和7）年5月11日（日）午後、とちぎ福祉プラザを会場に公開市民講座を開催いたします。テーマは、「リフレーム」という眼差し、「肯定的意味づけ」という希望　〜 “わたし”をケアし、“あなた”を生かす対話の作法 〜 です。

 　皆さまのご参加を、こころよりお待ちしております。

 

＊リフレームとは、否定的・消極的な思考、感情・情動、言動の中に隠れている“パワー（力）”を見出し、肯定的なものに再構築（肯定的意味づけ）することです。その結果、それまで気がつかなかった自分の力と資質（持ち味・強み）を発見し、肯定的な動機が芽生え、思考、感情・情動、言動、対人関係・人間関係がより健全なものになっていくことへの可能性が開かれます。