宇都宮市・鹿沼市近辺での
『 カウンセリング & 伴走型ソーシャルサポート
一般社団法人 福祉コラボちむぐくる

とちぎ家族相談室

〒322-0021 栃木県鹿沼市上野町137-3

JR日光線・鹿沼駅から徒歩3分(JR宇都宮駅から2駅目です)

わたしたちは
ひとりぼっちじゃない。

電話受付は,休室日(月に1,2回程度)を除く
毎日(平日・土日祝)9:30-22:00です.

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090-7243-2484

ソーシャルサポート内容

当相談室のシャルサポート理解のためのキーワード

  • アウトリーチ(訪問カウンセリング&サポート)による支援
  • フィンランドで生まれ育まれた「オープンダイアローグ(弱さ・脆さこそ大切にし、わかちあい・つながるケアの作法)」による支援
  • 医療機関・福祉施設・行政機関などへの同行支援(個別サポートによる外出支援)
  • ソーシャル・プログラム(さまざまなグループカウンセリング):「クラブ“ちゃんぷるー”」「ダイアローグ・カフェ(親と子の関係を考える・アダルトチルドレン・メンタルヘルス)」「講座 心理的境界線のワーク」「講座 コミュニケーション・ワーク」「講座 ジェノグラム(心理的家系図)・ワーク)」などによる支援
  • 中長期のサポート・プランによる伴走型支援(伴走型ソーシャルサポート)
  • 「生活の立て直し、見通しが持てるようになること」への支援

アウトリーチ(訪問カウンセリング&サポート)

 ご自宅やご指定の場所への訪問による“カウンセリング&伴走型ソーシャルサポート”です。当相談室は、『伴走型支援の理念(社会的孤立に対応する「つながり続けること」「協働し続けること」を目的とする支援)』を礎としつつ、適宜「問題解決型支援(問題解決型ソーシャルサポート)」を組み合わせアプローチをいたします。

 アウトリーチは、原則として、ご希望がある場合(オープンダイアローグなど)と単身女性の方の場合、スタッフ2名(1名は女性スタッフ)でのサポートとなります。

 アウトリーチでは、『オープンダイアローグ(開かれた対話に基づいたケア)』をサポートの理念ならびに基本ともしています。なお、ご相談者が「言葉による対話(わかちあい)」に馴染めない場合、臨床ソーシャルワークやリハビリテーション臨床のアプローチなどをタイムリーに組み合わせ丁寧にサポートいたします。

オープンダイアローグ(開かれた対話によるケア)

 「開かれた対話」を意味しますが、元々は、サンタクロースの故郷に近い、フィンランドの西ラップランド地方にあるケロプダス病院を中心に、1980年代から実践されてきた精神疾患に対する治療・ケア技法のことを指します。具体的には、危機的状況にあるご相談者(クライエント)の自宅に専門職のチームが赴き、危機が解消するまで毎日会い続けて対話をする、急性期精神病における開かれた対話によるアプローチ(ケア)を指します。ケア(アプローチ)の対象は、統合失調症のほか、うつ病、PTSD、家庭内暴力など様々に渡ります。効果として、「再発率の激減」「働きながらのあたり前の生活が継続して可能となっていること」「抗精神病薬の服用率の低下」などが報告されています。こうしたことから、20215月には、WHO(世界保健機関)の地域保健サービスに関するガイダンス「人間中心の、権利に基づくアプローチの促進」において、「グッドプラクティス(“ケア”のためのより良い作法・技法実践)」の1つとして紹介されるようにもなっています。

 その特徴は、ミーティングには、ご相談者を始め、問題を持っているとされている方やかかわる重要な方々は誰でも参加できることにあります。

 そして、次の5つの柱を基に、実践します。

  1. 対話をつづけるだけでいい:変えようとしていないからこそ変化が起こる(逆説 の実践)
  2. 計画は立てない:プランも立てない、予測もしてはいけない
  3. 個人ではなくチームで行う:二者関係というカプセル状態からの解放
  4. リフレクティング ―ご相談者に援助者を観察してもらう―:ご相談者が主体的に判断していいという余裕、余白、スペースの回復
  5. ハーモニーではなくポリフォニー:他者は、自分とは決定的に違うし、他者を自分と安易に同一化することは間違っているという認識を最重視:「会話(合意と同一化を目指す)」ではなく、「対話(自分と相手がいかに違っているのかを理解し受け容れる)」の積み重ね

 当相談室では、原則として、スタッフ2名のサポートの中で行います。また、実施のタイミングや頻度、参加者の選定などについては事前の十分なアセスメントを踏まえた上で提案いたします。くわしくは、お声掛けください。

 

引用・参考文献 : ① 斎藤環 解説、水谷緑 まんが(2021)まんが やってみたくなるオープンダイアローグ.医学書院. ②森川すいめい 著(2021)感じるオープンダイアローグ.講談社. ③斎藤環 著+訳(2015)オープンダイアローグとは何か.医学書院. ④日経BP 新しい精神ケア手法「オープンダイアローグ(開かれた対話)」の実力(前編).2021.10.1. https://project.nikkeibp.co.jp/behealth/atcl/feature/00003/091500233/#:~:text=Open%20Dialogueとは「開,ていくというものだ%E3%80%82 

同行支援(個別サポートによる外出支援)

 医療機関・福祉施設・行政機関など。興味関心の広がりをサポートするための外出支援なども行います。

ソーシャル・プログラム(グループカウンセリング)

 中長期に渡る伴走型支援による“わかちあいと新しい生き方を育む場”『クラブ “ちゃんぷるー”』と、ご相談者の抱える問題や課題別による『ダイアローグ・カフェ(小グループでのミーティングや体験学習の場)』を開催し伴走・協働していきます。

 また、『心理的境界線のワーク』『コミュニケーション・ワーク(「動機づけ面接法」や「クラフト(依存症やひきこもりからの回復を目指す家族のための技法)」「アサーティブネス」「三角関係化理論」などで構成)』の講座を開催します。同時に、『ジェノグラム(心理的家系図)・ワーク』などの講座も提供します。

生活(暮らし)の立て直し・生活環境の調整

 当相談室では、ご相談者の『より主体的で安全な生活(暮らし)の育み』の実現のため、必要に応じ、社会福祉に関する諸制度[「精神障害者保健福祉手帳」「療育手帳」「医療費助成制度(自立支援医療)」「障害年金・特別障害給付金」「障害者総合支援制度(障害者総合支援法)」「成年後見制度」「日常生活自立支援事業」「生活困窮者自立支援制度」]などのご活用もサポートいたします。

 そして、中長期に渡る伴走型支援(伴走型ソーシャルサポート)では、ご相談者の「生活(暮らし)の立て直し」により、「見通しが持てるようになること」を協働(伴走)の目標の一つとしサポートいたします。

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開室時間:9:30〜22:00
休室日:不定休(概ね月1,2回)

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